2021年1月19日火曜日

【徐々にできるようになること】

私は高校野球をやっていました。
バッティングではバットが遠回りするとういう癖がありました。
それを監督が「こういうイメージで振るんだ」と教えてくれました。
1回言われただけで長年の癖がすぐに治るものではありません。
ほぼ毎日、振り方を見てもらい少しずつ変化していきました。
6か月ほどかけてようやく実践でも結果が出るようになり、
最後の大会で活躍することができました。

学習でも、人間関係でも全く同じことが言えると思います。

多くの中学や高校では「良い結果を出せない人」に対して
ちょっと注意するだけで「次はちゃんとやれ」などと言います。

すぐにできるわけがありません。

本人を責めず、丁寧に技術指導を繰り返すことによって
本人と指導者が一緒に良い結果を出すように共同作業をするイメージが大切です。