2023年10月23日月曜日

【甘やかす、と放っておく】

 


喜多の講演を初めて聞かれた方が、終了後の面談で

「甘やかしても良いんですか」

「放っておいた方が良いんですね」

とお尋ねになることがあります。


この「甘やかす」「放っておく」

という言葉の使い方が不適切なんです。


「甘やかす」の反対語は何でしょうか?

「行動を制限する」

「行動しろと指示する」

ということになりますよね。


「甘やかす」を言い換えましょう。

「本人に任せる」であり

「自分で考えて行動する」

というのが適切な表現なのです。


目指すところは将来自立して

考えて行動していただくことに決まっています。


いま、(親から見て適切な)行動ができないのは

ストレス要因であり、

何も考えていない人はいません。


言葉のチョイスはとても大切です。

2023年9月18日月曜日

【困難な道を目指す方が良い??】

 


ある高校の先生が

『私は学生時代に「迷ったら困難な方を選べ」と言われ

それをモットーとしています』

と話されていました。


なるほど

素晴らしい姿勢だと感服します。

とても熱心にいろんなことを学ばれている素敵な先生です。


しかし、、、、


実際の社会(ビジネス)では、

時間をかけず、

ストレスを感じず、

効果的に結果を出すことが求められます。

言い換えると

「困難よりも効率的」

ですよね。


これは受験勉強でも全く同じです。


中学や高校の現場では

「辛くてしんどいことを経験すべきだ」

「辛いことから逃げてはいけない」

という文化が

「良いことだ」

となっているのだろうな、

それだと不登校の人はますますつらくなるよね。

と再認識しました。


神戸セミナーの方針は

「辛いときはすぐやめよう」

という方針です。

2023年8月6日日曜日

【意欲は高すぎないほうが良い】

 


「やる気」とか

「気持ちが前向き」

などの言葉がありますよね。


私は「やる気」って

危険な言葉だと思っています。


多くの場合は

「焦り」

「焦燥感」

「強迫感」

と言いかえることができるからです。


少なくとも、

現在順調でない人の

「やる気」

「気持ちがとても焦っていて今の状況では無理なことをやろうとしている」

というケースが多いのです。


「やれたら良いんだけど今の調子だとまだ無理かな~」

「でも試しにやってみようかな~」

くらいが我々からすると安心できる

「気持ち」

なんです。


「気楽な気持ちで少し進めてみる」くらいがおすすめです。

2023年6月25日日曜日

【すべてできなくても大丈夫】


中学・高校に通っている人はいろいろ忙しいものです。

朝から授業があり

科目ごとに宿題課題を出され

年間に5回も定期テストがあり

部活動があり

行事があり

友人付き合いがあります。


それらを全部「ちゃんと」やろうとしたら

疲れ果ててしまいますよね。


学校に通っているとどうしても

「全てをちゃんとやらないとダメだ」

と思いがちです。


しかし、

実際には上手に手を抜いている人が

たくさんいるのです。


社会で働くときは

「全てがそこそこできる」という必要はありません。

「苦手なこともあるが、あることがそこそこできる」

で十分なのです。


「適材適所」なのです。

2023年5月14日日曜日

【人生をしんどくさせる要因】

 


3年前から兵庫県立神戸高等学校の3年生に講演をさせてもらっています。


「受験でうつになる生徒を減らして欲しい」

という依頼をいただき、ご好評をいただき継続しています。


昨年は西宮市立西宮高等学校でも依頼されました。


本校でやっているレジリエンスセミナーがその内容になります。


私が伝えているのは

「幸せになる人は人と比べない」

「人と競争しない」

ということです。


人生を「競争」みたいに思ってしまうと

「自分の幸せ」

「自分自身の納得」

に目が行かなくなります。


その上で

「野球で優勝を目指す」

「受験で難関大を目指す」

を楽しく気楽な気持ちで目指せるように

なるのがおすすめなのです。


あくまでも、本人が自ら望んで目指すことがポイントです。

2023年2月19日日曜日

【自分で決めるということ】

 


私はいろんな講演で

「人生が充実している大人は大事なことを自分で決める」

「自分で考える癖をつけて自分で決めてもらいましょう」

とお話させていただきます。


どこに進学するのか

もう一年受験勉強をするのか

などはもちろん大切です。


しかし、不安でストレスが高い状態の人に

「決断を迫る」と言うのは適切ではありません。

不安でストレスが高いと

先の見通しが立たず決められないものなのです。

あるいは「ストレス回避」のみに意識が行くので、

それだと本当の意味で選んだことになりません。

その状態の場合は、「まだ決めない=先延ばし」が妥当です。


「新年度は次のステップに進む」ということは

社会的名枠組みで多数の人の「常識」ですが、

人それぞれの状況によって対応は様々でよいと思います。

2022年12月8日木曜日

【人と人との距離感】








中高生は

「親友に裏切られた」

と言うことがあります。


男子より女子に多いです。


そういうのって

「親友だ(と私が思っている)からこうしてくれるに違いないと

期待していたのにそうしてくれなかった」

ということがほとんどです。


相手が

「裏切った」

のではなく

「こうしてくれるはず」

と期待したことがずれていたわけです。


人は一人ひとり価値観や優先することが違うので、

どう考えてどう行動するかは、異なって当たり前なんです。


自分の子供が勉強しないとイライラしても、

知り合いのお子さんが勉強しないと聞いても感情は変化しないですよね。

それは我が子には「期待」や「願望」を強く持たれているからです。


思春期をすぎれば

いろいろ考えて、

悩んで、

失敗して行動します。


親がコントロールしようとすると反発するもの。

少し距離をおいて「見守る」ことをオススメします。